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2021/2/18

インプラント一次オペに要する時間について

今回は、まずインプラントの一時オペの、それに要する時間についてお話ししようと思っています。
単純に一本埋入してGBRとかなくて、一時オペにかかる時間を切開から縫合まで、約20分というのを目安にして下さい。
埋入と同時にGBRをするとかいう場合には造骨の量にもよりまが、一本について35分を目安にしてください。

でもこの言った目安というのは。20分とか35分とか言いましたけど、自分も正直そのインプラント始めた頃というのは一本埋入するのに、1時間程度かかっていたと思います。切開から縫合までいれて1時間ぐらいかかっていました。
やっぱりどんどん本数をこなすにつれて、時間は絶対短くなってきますので、あんまり無理せずに時間・時間というのはやめてください。

スピードへのこだわり

なぜ、この所要時間について所要時間ついてこだわるのかというと、一番はまず、歯科医学的には歯槽骨を外気に触れておく時間を、できるだけ少なくしたいというのが一点。
そしてあとは経営的なものです。経営的について言えば患者さんも、リピートしてくれる、「またここでインプラントしたい」と思ってくれ、「ずっと続けてもまず痛くない」、それとそんなに「口を開けている時間が少なかった」、全麻でオペをすれば別ですけど、1・2本のするのに全麻までする必要はないので、それにおいて時間が短かったと、よく言われるんですね。
実際他の所でインプラントして、「2本埋めるのに2時間かかった」よく見たら、そのGBRとかではないんですね、実際見ると2本入れるのに2時間かかった、その時、自慢では正直ないですよ、自慢じゃないですけど、2本入れるのに30分、切開から縫合まで30分以内で終わったんですね。

そうすることによって、他の所の欠損についても、こちらでしようかという患者さんも結構いらっしゃいます。
そういうふうにある程度、オペの時間というのは、患者さんの負担を大きく左右するので、その時間についても、ある程度今後考えていかないといけない。

患者さんにアピールしない

そこでこの時間・時間・スピード・スピードって言っているんですけども、そのスピードは基本的に患者さんにはアピールしないでください。
うちは早いよとか、これぐらいで終わりますよとか、言わない方がいいと思います。
ちゃんと自分としては「1本インプラントオペ入ります」と言うのは、「1時間半必要です」と患者さんには伝えています。
なぜそういう風に時間を取っているのか、実際はその半分ぐらいで終わったり、1/3ぐらいの時間で終わることもよくあるんですけども、その時間を取って、インプラントの一時オペは、やっぱり外科処置ですから何があるか分からないです。

何かあった時に、次の患者さんを、もし予約入れていたりすると、自分でしたら焦りますね。
歯科医師としてその時に落ち着いた対応ができるかどうか、その次の患者さんを結局待たせることにもなるし、そうゆうのが頭をよぎると思います。
それプラス インプラントの外科処置となると、やっぱり精神的にも時間的にも余裕を持ってやるのが一番いいです。
何と何があるか分からない、出血が結構多かったりする、それだけでも時間をとってしまうので、それについても、ある程度埋入と縫合ぐらいは、シャシャと終わらせて、何かあった時のための時間をとっていくのも大事です。
患者さんにもちゃんとそれなりのリスクも話をしないといけないし、これぐらいの時間を取っています。
「落ち着いてします」ということを話した方がいいと思います。
だからそのスピードをうりにするのは、決して良いことではないと思っていますので、それは気をつけてください。

患者さんの時間

オペの時間というのはその時間は患者さん、その患者さんだけの時間というのを意識を持っていいと思います。
1時間半という時間を取って、2時間だったら2時間でもいいと思います。
あなたのために私は、オペをちゃんとしています。
あなたの専有する私を、歯科医師を専有する時間とゆうのを、ちゃんと植え付けてもいいと思います。
そうすることによって、価格についても、これだけ専有するんだったら、この金額なんだなということを患者さんに思っていただけると良いと思います。
それによって先生が、例えば1時間拘束するんなら50万もらうよと思うなら一本50万、70万ほしい人には70万とってもいただいても、チャージしても全然構わないと思いますので、それに費やする自分の時間というのをちゃんと考えてチャージしてください。

スピードではない

今回はそういう風な話をしましたけど、ほんと最後に、今回の話で言いたい事がスピード・スピードとずっと言っていますけど、原則は一時オペについては、スピードではないです。
安全で質の高い精度の高いオペというのを第一に考えてください。
本数をこなすと絶対スピードは、ついてくるので、それは間違いないです。
10本より20本、20本より50本100本と、こなしていけば時間は短縮できるので、本当に大事なのは、安全かつ質の高い治療ですから、それを第一に考えてインプラントのオペを行って下さい。
今回は以上です。

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