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補綴を追求する【STEP3】インプラントの治療の増患のための対策
今回はインプラント治療の増患の三ステップ目の三つめになります。その話をしようと思います。ここで補綴を追求するということを行って下さい。そうすることによって、インプラントの患者さんは必ず増えてきます。三つステップがありますが、三つとも実行することを頑張ってみてください。
前歯部は患者さんが満足するものを追求
その三番目の補綴を追求することですけど、特に前歯部、見える部分の補綴は徹底的に患者さんが満足するものを追求することが大事です。結局シェードとか顔貌との調和、形態・左右の対称性・マージンの位置全てにおいて、とことん患者さんが満足されるもの作りましょう。その中でプロビジョナルレストレーションを駆使して、難しい補綴を作ることをやってみてください。最初から患者さんの理想とするものを作るというのはかなり難しいです。患者さん、それぞれ好みがあります。この形が良かった、こういう長さが良かったとか、そういうのが結構あります。咬合との関係もありますから、もうそれだけを追求していくことは、難しいけど、その補綴に関して言えば、咬合とのバランスをとって、できるだけ患者さんが満足いく形態・色を追求して下さい。
私の体験
恥ずかしい話ですけど、自分も一本の歯について何回か、やっぱりマクロビジョナルを入れたい、最終補綴を仮着にしてみたりとかして、何回か作り直すこともあります。
考えることは、もしこの歯が駄目になったとして、結構時間もかかっている、回数もかかっているから、患者さん自体もし、抜歯になって「インプラントどうかな」と、そういういい返事がもらえるかなということは、考えますけど、その心配は今まで、あったんですけど、それ現在はないです。
そこまで補綴を、きちっとするということで、患者さんの信頼を得られているのだと思いますので、そういう歯にについて、患者さんに説明すると、「これはもう残念ですけど抜歯です」と話しをすると、「インプラントします」ということを言ってくださる患者さんが多いです。
ほとんどの患者さんがそうだと今思っています。
あと補綴についてですけど、補綴のなんの治療かっというと、補綴というのは、最終の最後を飾る品物ですよね、この最後の事をちゃんとしない歯科医師は、結局はもうそれまでです。
最後を飾るものをちゃんとできない、逆に言えばそこがうまくいかなければ、それまでどんなに良い治療をしていても、評価はだめ、患者さんからの評価は、ダメということなんですね。
その評価をダメにすることを、わざわざするぐらいなら、何回かやり直しても十分いいと思っており、もうきちっとした綺麗な補綴を、作るようにしています。
最後の仕上げ
そのことによって、絶対患者さんの信頼は変わってきますので、最後、何の仕事でもそうだと思います。
最後の仕上げ、中身がダメならダメですけど、中身もちゃんとする、補綴も最後の被せ物もちゃんとするということを頑張ってみましょう。
そうすることによって、必ず患者さんはついてきます。
何回やろうとも、特に女性の方について言えば、もう気にくわない補綴を、鏡で一日中見るぐらいあるんです。
その中で綺麗な補綴を入れた時は、かえって「鏡を何回も何回も見て、もう満足している」ってことを、次の回におっしゃいますので、その補綴をかなり大事にして下さい。